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10月の土曜、開店日

10月の土曜日開店日は10日と24日になります。2003年の10月10日に「こいずみ道具店」がオープンしましたので、この10日で6周年になります。そんな大事な日なのですが10日は店主も店長も不在してしまい、商品の詳しいお話しは出来ないかもしれませんが、どうぞ宜しくお願いします。

百草

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ギャルリももぐさで行われている「古今東西暮らしの道具店1」に こいずみ道具店も関らせて頂き、久しぶりに多治見に行ってきました。古道具屋の幾一里、boncoinと新たな道具屋として倉敷意匠分室と共にこいずみ道具店が参加しています。古い道具と一緒の展示は初めてですが、道具本来の持つ力と時間が育てた力に圧倒されながらも、自分たちの道具の100年後の姿を思い浮かべながらじっくりと時間を過ごすことができました。今回は安藤さんともゆっくりと話ができ、古道具と奥さんの明子さんの服を抱えての帰京となりました。

無印良品/ららぽーと新三郷店

新三郷駅前、IKEAとcostcoに挟まれた場所に「ららぽーと」がオープン。1階にある無印良品子供売場の什器デザインをしました。杉の間伐材合板を多用した環境づくりです。今日はいつも一緒に開発を進めている子供チームの皆さんが、子供達を集めて子供食器に絵を描くワークショップを行っていました。この子供食器は「いつまでも使える!」を目指して開発、大人にも人気の磁器食器のシリーズになっています。11月にはこのシーリーズに陶器と塗りが加わりますが、この食器は子供売場のある一部のお店にしか置いていません…..。

miyakonjyo-product 2009

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鹿児島から都城に入りmiyakonjyo-productの開発ワークショップです。12月のお披露目に向けてTETSUBOシリーズ6種類とテーブルの最終試作が出来上がりました。とくにTETSUBOシリーズでは今迄にないアイテムも登場しますのでお楽しみに。それから建築家の広谷純弘さんと進めている保育園の椅子開発もmiyakonjyo-productのメンバーに託しこちらの試作も完成。幾つか変更はあったものの、保育園の椅子らしい総桧製のかわいらしい椅子に仕上がりそうです。

minotake

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あいかわらず巡業がつづいています。今週は6月のライフスタイル展でプロトタイプを発表した竹シリーズminotakeの製造打合せで鹿児島の竹工房に伺いました。鹿児島は孟宗竹(竹製品の主な素材)が中国から渡って来た最初の地だそうで、工房迄の道程も竹林ばかりの環境でした。竹は杉問題と同じような問題を抱えていましてこの地域でも竹林による被害も多いようです。minotakeは順調に開発が進めば来春には発売開始となる予定です。

Plantation 2009

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今シーズンもPlantationがいくつか出来上がりました。梅田阪神/東京大丸/札幌丸井今井/池袋西武の4物件です。なかには既存店の素材替え程度のお店もありますが、どこもPlantationらしく仕上がりました。

内田繁の厨子

内田繁さんの展覧会「内田繁と厨子/新しい祈りのかたち」が17日よりデザインギャラリー1953で行われます。今回はこの厨子の中の具足のデザインをさせて頂きました。火立、花立、香炉、茶湯器、飯器の五具足に小さな鈴もお披露目します。
内田繁と厨子/新しい祈りのかたち
日時 2009/9/17(木)-10/12(月) 10:00-20-00 入場無料
   最終日17:00まで
会場 松屋銀座店 7階 デザインギャラリー1953
   〒104-8130 東京都中央区銀座3-6-1 TEL:03-3567-1211(代表)
主催 日本デザインコミッティー
協賛 アルテマイスター
具足 伊藤慶二、小泉誠、辻和美、久村卓、森豪男、若杉聖子

古今東西/暮らしの道具店1

多治見のギャラリー、百草の安藤雅信さんに声をかけて頂き展覧会に参加します。百草は安藤さんのアトリエに隣接する静かで美しいギャラリーです。ももぐさカフェは師匠の中村好文さん設計です。
古今東西/暮らしの道具店1
2009.9.12(土)-27(日)
11:00-18:00 会期中無休
ギャルリ百草
507-0013 岐阜県多治見市東栄町2-8-16
TEL 0572-21-3368

ミロ

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今回のパリ滞在は3日間。2日間はMASON&OBJETの会場に通い、1日はパリ市内で商品を置いてくれそうなお店の探索。新たなお店ではマレ地区のはずれにmerciというお店ができ不便な場所ながら高感度な人達を集めています。印象ではミラノの10 Corso Comoのような感じです。いままで人気だったColetteは観光客ばかりで地元の人の支持が薄れてしまったようです。街中では小さなギャラリーショップやミュージアムショップが商品に感心を持ってくれました。慌ただしい3日間でしたが、早朝の蚤の市には通いしっかりと古道具を手に入れました。

パリゴミプロ

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25年前に初めてパリに行ったとき、ゴミと犬のフンが散乱したきたない街という印象でしたが、ここ数年でゴミ事情が激変しています。数年前からゴミをなんとかしようというデザインプロジェクトが始まりました。簡単にこのプロジェクトを説明するとゴミ収集する環境を格好良くしたのです。ゴミ箱、収集車、掃除用具、ユニホーム、など全てにデザインを施し収集する環境を整え、収集時間も早朝から日中に変え、格好良く収集する姿を見てもらえる事までも取り入れています。結果的に若くて元気な人達が集まり街の風景も変わりました。環境と雇用を絡めた素晴らしいプロジェクトです。

MASON&OBJET 2009

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パリで行われているMASON&OBJET 2009に高岡の能作さんとtckwの中嶋さんと行ってきました。来年1月に出展するためのプレゼンテーションです。結果は10月末になりますが良い場所で出展できる可能性が出てきました。MASON&OBJETへは4年ぶりとなりますが前回はデザイナーとして見方をしていただめミラノサローネの方が魅力的に思えましたが、今回バイヤーの目で見てみると皆が集まり出展する理由が見えてきました。会場ではデザイン展なども行なわれ活気のある展示となっていましたが、なにより感心したのは来場者のための休憩場所。木陰の下に小川が流れ慌ただしい気分を和らげていました。

歩座/AYUMIZA

巡業の最後は高山の日進木工。ここでは開発に二年近くかけて出来上がった子供椅子「歩座」がようやくお披露目となりました。日進木工らしい脚に成型合板の座背を取付けただけのスタッキングチェアーです。色は赤.青.黄なのですが、かなり渋い色を出していただき、生活に馴染む事を心掛けてみました。

飛騨のクラフト展 2009

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Living Art in OHYAMAが終了後、直ぐに高山に飛んで飛騨のクラフト協会の展示会の会場設営でした。今回は500個近くの段ボール箱を積んでの空間構成。クラフトメンバーもほぼ全員集まって頂き皆での会場設営となりました。メンバーの皆さん本当にお疲れさまでした。初日のクラフトセミナーでは、地元のガラス作家安土草多さんとのトークライブを行い、新潟のハーズショップ、大川の丸徳家具、徳島のkikiさん達にも参戦して頂きライブ感のあるトークになりました。ちなみに前半はVEGAが出来る迄のはなしで会場にはVEGAの貫場さん、kitokiの皆さんも来てくれました。
■飛騨のクラフト展 2009
2009.9.2(水)-6(日)
10:00-18:00(最終日17:00迄)
岐阜県ミュージアムひだ第3展示室

Living Art in OHYAMA 2009 終了

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今年の Living Art in OHYAMAも無事に終了しました。相変わらず盛りだくさんなメニューで充実した内容となりました。コイズミデザインワークショップでは「木とあそぼう!」と銘打ち、穴空きの200×200×t12mm(200g)の杉の間伐材から卓球のラケットをつくり皆で勝負をしました。大人から小学生まで混ざったワークショップでの製作ルールは「重さ」。12歳の小学生は160g,22歳の大学生は50g,42歳のおじさんは120gと年齢ごとに重さを変えて様々な大きさや形のラケットが完成しました。なかには軽量化の為に穴あけする等こそくな手段も…..。勝負の結果は小学生達の大活躍で終了。ちなみにこの板に大きな穴があいていた理由は、ラケットとして「持つ」ための記号と、その後他の道具となるためです。ご覧の通りその後は鍋敷きとして活躍してもらいます。「杉」という素材を知り、重さと柔らかさを身体で感じ、その記憶を身近な道具として留めていくことが今回のワークショップの目的でした。

無印良品のマイバッグ

無印良品池袋西武が9月18日にリニュアルオープンします。オープン記念として34人のクリエーターが「無印良品」のイラストを描いた布製マイバッグをつくりました。このバッグは18日から27日迄行なわれる「無印良品の理由展」の会場のみで展示販売されます。1枚100円で売上金は「CCC自然文化創造会議/工場」に全額寄付されるそうです。

継がれ継ぐ

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VEGAでは8月27日から31日まで、龍生派副家元の吉村華洲展「継がれ継ぐ」が行なわれました。土の間では間伐されたサルスベリの枝が連立し、水盤の中を覗き込むと水中に木立があるかのような姿を作り出していました。紙の間では鋭利な先端をもった花の茎が何本も何本も宙に浮き、紙の間の空気を動かしています。何処にでも誰にでもという商業的なアートが散乱している中、この場に向かいこの場でしかできない表現を見る事が出来、貫場さんとVEGAをつくって本当に良かったとつくづく感じました。

巡業終了

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ようやく事務所に戻りました。26日に高岡に入り2日間かけて高岡クラフトコンペの審査会。ここ数年クオリティーは高くはなっているもののピンと感じるものが少なかったのですが、今年は久しぶりに正統的で大胆かつ繊細な仕事に出会う事が出来ました。その後富山ガラス造形研究所の渋谷良治さんのところに伺いANA機内誌翼の王国のコラムの取材となりました。