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月末

8月も早いもので最終日。リビングアートも何時もながらの熱い暑い数日間を無事に終了し、達成感と倦怠感でいっぱいです。リビングアートの報告は改めてとして、夏休みの宿題がまだ終わらぬ状況で早速飛び回っています。ご近所小平では相羽建設のコミュニティスペースを建築家の伊礼智さんと計画中で昨日も現場で長ーい打ち合わせでようやく現場との一体感が見えて来ました。今朝はあさ一番で京都入り。公長齋小菅の現場確認。こちらは工事もほぼ終了して全体像が見れるはずです。帰りには松屋銀座のデザインギャラリーの会場構成の最終確認。明日のオープニングに備えます。

Living Art in OHYAMA 2011 開始

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大雨の中での準備も順調に終わりました。広谷+貫場チームの土木茶室もGOOD。小泉チームのTシャツ人間の展示も白の茶室も立体的な展示となりいい関わりが行われそうです。これから公開審査でオープニングを迎え、今年のスタートを切ります。

こいずみ道具店からのお知らせ

今週末の富山でのLiving Art in OHYAMAと9月10日から十和田市現代美術館での加藤久仁生展の準備のため大変申し訳ありませんが、9月中旬迄お休みさせていただきます。

ambai デビュー!

包丁、まな板、雪平鍋、落し蓋とアイテムを揃えてambaiシリーズが本日無事にお披露目できました。包丁は足掛け3年かかりましたが、時間を掛けた分かなり納得のできる道具となりました。特にパン切りナイフは本当にお薦めです。最後迄こだわって頂いた馬場刃物と職人の皆さん、そしてフォームレディの竹原さん、本当にありがとうございました。まず一ヶ月間は新宿伊勢丹のみでの先行発売となります。新宿伊勢丹には伊勢丹オリジナル食器minも勢揃いしていますので是非お立ち寄りください。さて、長きに渡る開発も一段落でいよいよ明日からLiving Art in OHYAMAの準備で富山入り。じっくりと質を上げる作業をしてきます。

モノの記憶を手繰って

日本デザインコミッティーが1955年より松屋銀座とともに運営してきた「デザインコレクション」と「デザインギャラリー1953」を刷新し新たな活動を開始します。スタートが8月26日と来週に迫り、新たな空間での第一回目のギャラリー企画「モノの記憶を手繰って」が、全メンバーの参加で開催されます。この展覧会のデュレクションを川上元美さん、平野敬子さん、ナガオカケンメイさんと共に進めていまして会場デザインも担当しています。今回の会場は東北南三陸地域の杉材を使用して箱をつくり、その大切な箱の中に皆さんの記憶が仕舞い込まれ、ほのかな光と共に皆さんに伝われば良いなと思っています。
■モノの記憶を手繰って
松屋銀座7階 デザインギャラリー1953
10:00-20:00(最終日17:00まで)
●第一回 2011.8.26-9.19
深澤直人.原研哉.平野敬子.伊藤隆道.柏木博.川上元美.菊竹清訓.北川原温
●第二回 2011.9.21-10.17
小泉誠.隈研吾.黒川雅之.松本哲夫.松永真.面出薫.永井一正
●第三回 2011.10.19-11.7
ナガオカケンメイ.新見隆.佐藤晃一.佐藤卓.田中俊行.渡邊力.山中俊治

フレデリック・バック

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短編映画「つみきのいえ」の作家、加藤久仁生さんの展覧会の準備も佳境に入りました。「つみきのいえ」をモチーフにした額やケースや諸々、そして作品とより関われるような仕掛けも仕込んでいます。そんな最中、短編映画の大御所フレデリック・バックの展覧会を東京都現代美術館で見てきました。1924年生まれ、現在も現役で最新作も秀逸。宮崎駿さん、加藤久仁生さんがリスペクトしていたのも納得。そんなバックさんも自分の作風を見つけアカデミー賞を受賞したのが60歳頃、地道に活動してきた底力を感じました。そして、同時開催していた名和晃平展と常設展も観覧。ともに現代美術で元気な作家達の作品ですが、新たな試みはしているもの「それがどうしたの?」という感じで心に響きません……。個性的で新規性があり面白いのですが、現代の商業的デザインの匂いになにか似ているようで心苦しい思いでした。もしかしたら作家本人の問題ではなく、取り巻く環境に問題があるかもしれませんね…..。

Living Art in OHYAMA 2011

いよいよLiving Art in OHYAMA 2011が来週末に迫りました。今年も楽しいワークショップやアートマーケット、常設ワークショップとしてファクトリーも充実。ものづくりの楽しさをお伝えします。ワークショップはHPにて現在申込中です。「木で出来た冒険道具」のコンペティションもオープニング当日のプレゼン+公開審査となりワクワクした時間を共有したいと思っています。今年は新たな取り組みのプロセスとして、広谷さんが「土と木で出来たブロック建築」。小泉が「白い茶室」に挑戦。学生達もコンペ作品制作や諸々準備で佳境に入っていると思います。もう一踏ん張りですので精一杯燃え尽きて欲しいものです。さて、アートマーケットでは恒例の「出張こいずみ道具店」も出店し木の道具に加え新てぬぐいのお披露目もありますのでお楽しみに。
■Living Art in OHYAMA 2011
富山市大庄地区コミュニティセンター
富山地方鉄道 電鉄富山駅から不二越・上滝線で大庄駅下車 徒歩3分
2011.8.27(土)-28(日)
10:00-17:00(最終日は16:00迄)
入場無料

箱根湯本の菜の花

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6月に和菓子菜の花の店主高橋台一さんに誘われ、古い研修施設を改修した「菜の花展示室」に伺った時「この部屋考えてください」の一言で、研修所の一部屋を任されることになりました。そして昨日スタッフ一同で現地に伺い、半日現地に入り込み、じっくりしっかり現調とデザインを行ってきました。この部屋は秘密の露天風呂につづく部屋で、4人程が宿泊できる台所+温泉つきの研修所兼ゲストルームになりそうです。素材もプランも質素ですが、工夫を凝らした秘密基地のような空間になるといいかなと思っています。ちなみに台一さんがこの物件を手に入れたかった理由のひとつが大きなモミジ。このモミジの下に露天風呂をつくり湯に浸りながら紅葉を眺めるのが夢だそうです。ということで、この仕事は11月中旬迄に仕上げなくてはいけません。

国立の夏

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この時期の国立は蝉だらけ。事務所帰りの夜11時過ぎになると大学通も桜通りも蝉の羽化がいたる所で行われています。道を歩くのも幼虫を踏んづけてしまうのではないかと気をつける程。地中に5年もいて、ようやく出て来た幼虫がこれだけいるということは、地中にはこの5倍の幼虫が…..。大地と生命のエネルギーが身近に感じられる日々です。
さて、今年もお盆の時期になり、ゆっくりしっかりと仕事に関われる時間が到来。といいつつもこの時期は大忙し。毎年8月末のLiving Art in OHYAMAの準備とPlantationの出店時期が重なります。Living Art in OHYAMAの準備は、事務所もばたばた、学生とのミーティングでばたばた、さらにOBとのミーティングも度々行われ、いつもの夏という感じです。そしてPlantationも所沢、新宿、名古屋とつづきます。どちらもいつまで続くのか分かりませんが、役目があるうちは目一杯頑張ります。そして今年は、9月に十和田市現代美術館で「加藤久仁生展」、10月に21世紀美術館で「作る力」、11月にAXISで「宮崎椅子製作所の新しい椅子展」と毎月会場デザインがつづきます。なにはともあれ、空間デザインは家具デザインには欠かせないトレーニングとなります。蝉のように5年位の先を見据えて、しっかり負荷をかけて鍛えたいと思います。

宮崎椅子製作所

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徳島2日目は、宮崎椅子製作所。ここ数年開発を控えていましたが、久しぶりに開発再開でデザイナー3組で新しい椅子に挑戦しています。この椅子たち結構面白くなりそうです。そして開発業務も束の間で何時もながらのミーティングも持続していましす。11月のAXISでの展示会も決定。来年春の展覧会の準備。新たな張り地の検討会と、ムラサワデザイナー、エーランチと共に進めています。ちなみに今日の朝食は「徳島バーガー」

テーブル工房kiki

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昨日夕方から徳島入り、朝はkiki健治さんと「たかしま」で朝食。あいかわらず美味しいサンドウィッチで元気にスタート。kiki自宅で打ち合わせの後、kikiにてワークショップ開始。公長斎小菅の京都のお店の把手、つみきのいえ積み木、かつお節?改修工事の作図と大忙しな一日です。夜の徳島市内は、いろんなところで太鼓と笛の音と共に阿波おどりのの練習中。徳島に10年も通っているので何時かは本番を見たいものです…..