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こいずみの手


「大工の手」の立ち上げ当時から地域の工務店と地域の手が繋がる事を考え「こいずみの手」というアイテムを用意し小泉が関わる地域の手との連携を続けてきました。そのひとつが照明のソケット部分を高岡の「能作」製作で、ランプシェードは地域の作家さんに陶磁器.硝子.木で制作してもらい、工務店と地域の作家が繋がるプロジェクトです(写真のガラスシェードはガラス作家の鷲塚貴紀さん作)。同じく「能作」製作のバランサーも出来上がり来週の大工の手のイベントでお披露目します。ちなみに、このソケットに「スガハラガラス」のガラスが合わさり[utsuwanoakari]としても製品化され、産業スケールと作家を繋げる新たなクラフトの形としても進行中です。

kaico café


日本一長いアーケードとしても有名な大阪の天神橋筋商店街の終点にkaico caféが完成しました。戦後間もない建物で築70年の古屋にじっくりと向き合い気持ちの良い空間になりました。地元の施工者や職人さんや地域で関わるメーカーの皆さんのお力添えで、随所に地味な見所満載の空間になっています。

kaico café
大阪府天神橋1-12-21
tel. 06-6809-6188
http://kaicocafe.jp

ぐりとぐら展・宮城県美術館


2014年2月の東京展を皮切りに全国巡回をしていた「ぐりとぐら展」が今回の宮城県美術館で最終回を向かえます。宮城県美術館は「ぐりとぐら」の原画を収蔵している美術館で里帰りをした感じです。今回はいつも以上に原画も追加され幾つかの仕掛けも今回で最後となりますので是非ご覧下さい。

ぐりとぐら展
会場:宮城県美術館
会期:2016.7.16(土)-9.4(日)
休館日:月曜日(ただし、7月18日、8月8日は開館)、7月19日(火)、8月9日(火)
開場時間:9:30-17:00(発券は16:30まで)

丸徳家具店


3年前からスタートした丸徳家具店がようやく完成してお披露目の会を向かえました。来年、創業150年を迎える丸徳家具店は現在の店主が5代目という老舗家具販売店です。高度経済成長期に日本の家具業界も規模が膨らみ、販売店も大型化を余儀なくされました。丸徳家具店も400坪の敷地に代々増築を重ね大きなお店でしたが、その建物を片付けて新たに5代目夫婦が二人で営める小さなお店に建て直す誠実な計画です。建物は「く」の字の平面に立体的な居場所をつくり、小さいながらも奥行きを感じる空間になりました。小さな建物の周りには大きな庭が出来上がり、古屋の基礎に敷かれていた川石の活用や工事の残土でできた丘など立体的な庭にしあがりました。

■丸徳家具店
場所:福岡県大川市
施工:福田建設
造園計画:小林賢二
照明計画:佐藤政章

暮らしの感覚


徳島県立近代美術館では収蔵作品を活用して様々な切り口での展覧会を行っています。今回は「暮らしの感覚」と題して季節や家庭など身近なテーマの美術作品を居心地を工夫した様々な空間で見られる展覧会を開催します。この展覧会の会場什器をテーブル工房kikiさんとともに制作しています。また会場には宮崎椅子製作所の椅子も沢山並びます。

■暮らしの感覚
日時:2016.7.16(土)-9.4(日)
場所:徳島県立近代美術館 展示室3

■デザイントーク/小泉誠
日時:2016.7.23 14:00-15:00
場所:徳島県立近代美術館 3階講座室
問合せ:088-668-1088

地味のあるデザイン展のトーク


昨日はBC工房で行われている「地味のあるデザイン展」のイベント日。一部で中野照子さんの仕切りでギャラリートーク。そして二部では18年前にBC工房の主、鈴木恵三さんの声がけで行われた伝説?の「星亀椅子ワークショップ」のメンバーが集まっての話。編集者の内田みえさんの素晴らしい仕切りで南雲勝志+村澤一晃+小泉誠のデザイナーと星亀椅子工房のメンバーの対談。あのワークショップが我々にとってかけがえの無い時間だったことを改めて実感しました。「地味のあるデザイン展」は7月18日迄です!