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最新10件 過去のニュース: タイトル一覧 月別一覧

木と出会えるまちづくり

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木曜日は今年度最後の富山市「木と出会えるまちづくり」の委員会。その前に早朝からアルペンレーサーだったVEGA貫場さんの滑りを極楽坂スキー場に見に行く。前日に語り合った「スポーツとデザインは同じだ!」という言葉を貫場さんのブレの無い滑りを見て再確認。その後「木と出会えるまちづくり」で今年度設置した小見小学校のバス停のベンチを視察。ここは豪雪地でバスを待つ為の2坪程のプレハブ小屋に杉材でベンチと大きなテーブルと棚をつくり、バス停で待つ子供たちの居場所づくりをしてみました。限りある予算の中、木工家の柿谷藍くんの技術とデザインが融合して、なかなかの空間になりそうです。この後は小学生達とのワークショップが可能となればこの場が出来上がります。委員会では今年のLiving Art in OHYAMAのコンセプトが決まり出発進行です!

VEGA始動

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木曜日に久しぶりに富山のVEGAに行ってきました。昨年末にVEGAの貫場さんから計画案を受け直ぐにでも始めたかったのですが、あまりにも慌ただしくて……。
100年程前に建てられた母屋の2階は既に解体が終わり広々とした空間が出来上がっていました。朝から貫場さんと向かい合い、アート/スキー/家族/デザイン/建築/スポーツと沢山の話をしてほぼ空間の骨格が出来上がりました。これから1ヶ月間、貫場さん,木工家の柿谷藍くん,富山大のサポートスタッフ、と共に取りかかります。皆さん楽しく厳しく頑張りましょう!

bunch

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先日のテーブル工房kikのワークショップで出来上がった文鎮と筆立てを兼ねたbunchです。数年前にkiki店長から「ロクロでなにか作ろうよ!」との声掛けから絵を描いてFAX送ったのですが、その時は返事もなんにもなくそのままボツに…..。それが前々回のワークショップで新潟のハーズショップ10周年のノベルティー企画が持ち上がり昔のスケッチを出してきたところ試作がすぐに完成!早速試すと重さが足りない事が判明し、その後kiki店長が木に溝を堀り鍋で溶かした金属を直接流し込み木の蓋をするというすごい荒技を開発!そして荒技にも関らずほっこりとしたいつでも触っていたい道具が出来上がりました。このbunch、2月25日で10周年を迎えるハーズショップで5,000円以上のお買い物をするとプレゼントとなるそうです。bunchの他にも村澤一晃デザインのペーパーナイフも選べますが早いもの順ですのでお早めに!

ハテナハンガー?

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週末は徳島ワークショップ。今回は土曜日だけの参加でーブル工房kikiさんのみでのワークショップとなりました。今回は某新潟の販売店の10周年記念のノベルティーグッズの最終確認を行い「欲しい!」というものが出来上がりました。これについてはまた改めてお話しします。さて、写真の商品は前々回のワークショップで出来上がったハテナハンガーです。写真ではいろいろな樹種でつくっていますが商品化になったのはモンキー/パーローズ/ウォールナット/欅の4種類です。ただ、kikiとこいずみ道具店、それから盛岡のHolzさんでは試作バージョンのいろいろな樹種があるようです。興味のあるかたは早い者勝ちです!
ハテナハンガー
ハテナ部/モンキー、パーローズ、ウォールナット、欅
ハンガー部/栃
2,625円(消費税込み)

安田侃

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Plantation札幌東急の引き渡し後、札幌内のplantationの様子を確認。どこも7-8年前の店舗ですが大事に使って頂いているようです。午後は市内の叶多プランニングさんと打ち合せ。その打ち合せテーブルの上には不思議な物体が!なんと安田侃さんの小さな作品でした。小さくとも確かなオーラが出ています。さて、その後羽田経由で徳島へという予定でしたが新千歳空港が吹雪で飛行機が遅れて羽田の徳島便の最終に間に合わず、急遽高松へ飛んで深夜の徳島入りとなりました。

Plantation 札幌東急

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木曜日に京都に飛んで金曜日は朝から札幌でPlantationの引き渡し。plantationは先シーズンから大きめのサイズを始めて全国に売場を展開しています。札幌では置き家具だけで売場やFRを構成した新たな試みも行っています。FR内には「石ころフック」が取り付けられ、お店の方達も「これが噂の石ころ!」と盛り上がっていました。

ICE BAR

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ストックホルムの最後の夜はICE BAR。寒いところでさらに氷で出来たBARとは馬鹿げていますが、防寒着を貸してもらい氷の器で一杯やるのも愉快な気分です。当日合流する村澤デザイナーとここで待ち合わせをしたのですが寒くて寒くて大変でした。その後、猪田デザイナーとも無事に合流が出来、後の行程をバトンタッチして帰路につきました。

ストックホルム市立図書館

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アスプルンドが90年程前に計画した市立図書館。立方体に円筒のシリンダーを組み合わせただけの単純な構成で、中央のシリンダーの内側の壁面全てが三層の円筒状書架となり、シリンダーの壁の裏がストック。立方体とシリンダーの隙間が図書コーナー、Kidsコーナー、事務所等の機能になっています。雪国で日照時間が短い時期が多い為に陽の光を入れる工夫も多く、書架スペースではハイサイドライトをかなり高い位置に取り付けて書架に直接光があたって本を痛めることなく採光の計画をする等、形に見えない工夫を沢山していました。ふと心配したのは本が増えたときはどうするのかと思いきや、外に出ると既に隣の敷地には別館がいくつも出来ていて、現在も新図書館のコンペを行いこの図書館との関係等を含めて喧々諤々ともめているそうです。

Stockholm Furniture Fair 2010

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Stockholm Furniture Fair は、ストックホルム郊外の会場で行われるミラノサローネとならぶ家具イベント。ただこのご時世なのか家具メーカーは少々元気の無い印象。目立ったところではファブリック系メーカーの新たな試みと色使い。そしてミラノサローネでいうサテリテ的な場所での若手デザイナーの提案。地元のデザイン、建築学校の学生たちの発表も見る事が出来ましたが北欧のイメージが変わる微妙な印象に終わりました。

地下鉄

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ストックホルムの地下鉄は工夫が一杯。洞窟のように掘削したままの壁を様々な色でペインティングをしたり、錯視絵を羅列して奥行き感をだしたりとセンスの良いアート表現が目立ちます。そんな中、床に方位のマークが書かれています。自分の行きたい方向をこの方位マークで確認すると電車を間違える事がまずありません。お日様が見えない場所でのちょっとした工夫です。

森の火葬場

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厳寒のストックホルムから帰ってきました。最初の訪問地はアスプルンドの森の火葬場(墓地)。アスプルンドが最晩年に設計を行ない1940年に完成。その後間もなく亡くなったアスプルンド自身もここに眠っています。遺族を思う気持ちから様々な試みを行ない森の中に静かに佇む建物をいくつも点在させ、家具、照明、建築、ランドスケープと全てのデザイン行ない見所満載。当日は雪で真っ白な世界にぽつんと立った十字架が我々を迎えてくれ、感動と安心が入り交じった人の居場所を感じる静かな森でした。
それから、今日はこれから10年の為の大きな出来事がありました。この件は夏前にはお知らせできると思います…….。

佳境

Plantationが春の出店時期をむかえ全国数カ所に計画中。京都の扇子屋さん、都内の和物屋さんの計画も佳境を迎えなんだかインテリアデザイン事務所のようです…..。3月からは新たなプロジェクトが控えていますのでスタッフ一同で気合いを入れて乗り越えます。さて、そんな最中これからストックホルムに行ってきます。宮崎椅子夫妻、村澤デザイナーと共に今後のビジョンを見つけに旅立ちます。

デザインの現場 / 2月号

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デザインの現場2月号に十和田現代美術館で行なわれた「新包結図説・展」について詳しい記事が紹介されました。ページのタイトルは「美術館の展示ってむつかしいですか?」です。ちなみに「デザインの現場」は4月号をもって休刊となるそうです。学生のころからの馴染みもあり新鮮なデザインの情報を伝えていたメディアだっただけにとても残念です。

翼の王国 / 2月号

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全日空の機内誌「翼の王国」今月号のコラムのお題は「デニム」です。広島県福山市のデニム工場と家具工場を訪ねて「アメリカ生まれの日本育ち」と言う切り口でライターの長町美和子さんと話を進めています。写真は村角創一さん。

gift show 2010

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明日からギフトショーが始まります。今日は早朝からスタッフ一同で会場設営。今年は京都の公長斎小菅でminotakeシリーズとして竹を広げてつくった展開皿がお披露目となります。設営終了後には京都へ飛んで3月オープンのお店の打ち合せ。そしてすぐ帰京と、久しぶりに慌ただしい一日でした。