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今日は早朝からの大雪で目の前が真っ白。中央線沿いでは駅名の末尾に「じ」がつく駅ごとに1度気温が下がると言われていてます。都心から「高円寺」「国分寺」「八王子」ですから、国分寺と八王子の間の国立は都心から-2.5度というところでしょうか?
夕刻から店先に、昨年富山のVEGAで灯り遊びをしたときに作った雪行灯をいくつかつくって並べてみました。通りを行き交う人がに「にこっ」としながら通り過ぎます。みなが「にこっ」とすると幸せになりますね。そして、隣の店先にも勝手に並べて小さな街並が出来きてとても良い雰囲気。明日からはVEGAに入りこの素材も含めてじっくりと向き合います。VEGAでもこの雪行灯をまたつくって並べたいな〜。貫場さん、いいかな?

デザインという仕事

今週は久しぶりに3日連続でデザイン作業に没頭しています。以前体調を壊して病院に担ぎ込まれてから10年近く経ちます。原因は十二指腸潰瘍でストレス。ストレスと言っても目の前に大好きな仕事があるのに段取りが出来ないストレス。ということでその時からスケジュール表に「デザイン」という予定を入れることを決めました。多くの人はスケジュール表に「打ち合せ」「出張」等の予定は書き込むものの、我々デザイナーのメインの仕事である「デザイン」と書き込む人は殆どいません。僕の場合、週2日を「デザイン」と書き込み、その日は終日打ち合せも入れない、電話も「作業中で後ほど折り返し…」と一切出ずにデザインに没頭する日を作っています。おかげでじっくりしっかりとした活動が出来ています。ただ残りの日にちで「産地巡り」「打ち合せ」「大学」などなどを詰め込んでいくものですから、スケジュールがあっという間に埋まってしまい皆様にご迷惑をおかけしています….。ともかく、ここ数年で様々な価値が下がり、その下がった価値に引きづられる中、手間ひまを掛けてじっくりしっかりと手を掛けることが今大事だと思うのです。

富山ブロックプロジェクト展

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板橋区立美術館の安野光雅の絵本展も無事に準備完了。安野光雅さんの講演会で幕を開けました。安野光雅さんの話を聞けば聞く程「本物」の懐の深さが垣間みれました。来週は安野光雅展をデザインする話を美術館で行います。さて、来週はもうひとつイベントが行われます。富山のVEGAで行われる「富山ブロックプロジェクト展」。VEGAの貫場さんプロデュースのもと長友啓典さん、広谷純弘さん、KAKI、そして小泉も木ブロックを活用した道具をお披露目します。3月3日には、参加メンバーの座談会も行われ地域資源の活用事例の事例をお伝えしたいと思っています。
■富山ブロックプロジェクト展
2012.3.3(土)-7(水)
11:00-17:00(3日は15:00迄)
入場料:1000円
VEGA
富山市東福沢1456
tel 076-483-9011
■展覧会トーク「ブロックの未来」
長友啓典.広谷純弘.貫場幸英.小泉誠
2012.3.3(土) 15:00-
VEGA隣の福沢地区コミュニティーセンター
富山市東福沢3550
tel 076-483-1811

子供のマグカップ

子供用のマグカップ。子供用ではありますが大人のコーヒーカップにも使える大きさ。形も素直でなんといっても製造精度が高いので本当にお薦めです。今年の子供製品のテーマが「ストライプ」で、ストライプのランチョンマットやお弁当袋にあわせて、マグカップもストライプにしてみました。緩やかにゆらいだ線にもこだわっています。

安野光雅の絵本展/板橋区立美術館

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昨年の2月から全国巡回をしている「安野光雅の絵本展」ようやく東京での展覧会となりました。設営が今週からはじまり、25日からオープンとなります。3月4日には「安野光雅の絵本展をデザインする ーもっとワクワクするために」というお題で主催者と美術館の皆さんと座談会を行います。展示会の事例として興味深い話が出来るよう、現在資料をまとめています。(以下、板橋区立美術館のHPより転用)
「旅の絵本」シリーズなど、絵本、絵画、エッセイなど幅広い分野で活躍を続ける安野光雅さん。その40年以上におよぶ絵本作家としての仕事を紹介する展覧会が、2月25日より板橋区立美術館で開催されます。鮮烈なデビュー作となった『ふしぎなえ』(1968年)をはじめ、近作『絵本 三國志』(2008年)までの代表的な絵本の原画を一堂に展示します。200点にも及ぶ展示作品を「ふしぎ」「数学」「物語」「古典」「風景」などのテーマごとに分けて展示し、安野光雅の絵本制作の全貌に迫ります。家具デザイナーの小泉誠さんによる展示家具とともに、遊び心あふれる安野光雅の世界をお楽しみください。
■安野光雅の絵本展
2012年2月25日(土)- 3月25日(日)
9:30-17:00(入館は16:30まで)
板橋区立美術館
〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-34-27 
休館日:月曜日
料金:一般 600円 / 高・大生 400円 / 小・中学生 150円(毎週土曜日は高校生以下無料)
●オープン記念対談
「絵本への道」
安野光雅 × 末盛千枝子(編集者)
2012年2 月25日(土)14:00-15:30
当館1F講義室
聴講無料 定員100人
当日9:30より入場整理券を配布します(1人2枚まで座席指定はできません)
●講演会-1
「遥かな国々に飛び立った安野光雅の絵本 -アメリカとドイツにおける受容とその後」
2012年2月26日(日)14:00-15:30
ジュンコ・ヨコタ(ナショナル・ルイス大学教授/児童書教育センター長 アメリカ)
ガンツェンミュラー・文子(ミュンヘン国際児童図書館日本部門担当 ドイツ)
当館1F講義室
聴講無料 先着100名 事前予約不要 13:00開場予定
●講演会-2
「安野光雅の絵本展をデザインする -もっとワクワクするために」
2012年3月4日(日)14:00~15:30 
小泉誠(家具デザイナー)
草刈大介(朝日新聞社文化事業部)
松岡希代子(板橋区立美術館)
当館1F講義室
聴講無料 先着100名 事前予約不要 13:00開場予定

ホテルレストランショー2012/能作

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明日からホテルレストランショー2012。高岡の能作さんが初参戦で今回も会場デザイン担当で朝から現場作業です。錫100%で曲がる器が売り物の能作さんでですが、ここ数年類似商品があちらこちらから節操なく出始めています……。今回はもう一度「曲がる」ことを新たな市場で伝えるための出展で、黄色い壁と暖かい光、そして巨大ビジュアルを壁面に施した空間となっています。

雪の富山

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2日続けての朝一便での日帰り出張。今日は商工会議所青年部全国大会の会場づくり。貫場さん指揮のもと広谷さんと一緒に雪ブロックを使ってのランドスケープ計画。富山駅の北口駅前にも関わらず運河が入り込むロマンチックな場所。初めての場ということもあり三人でライブ感覚での造形。二枚の曲面で場を仕切り流れをつくり、昔のトロッコの軌道に添って木ブロックを枕木のように並べて今と過去を繋げてみました。そして、この場所にあるスターバックスは世界一美しいスタバと言われる場所で、雪と運河と夕陽を眺めながらの珈琲はなんとも言えません。

府中

府中と言っても国立の隣町ではなく広島の府中です。朝一の新幹線で若葉家具に入り早速試作の確認。おおむねバッチリではありましたが、発売間際のサイドテーブルの強度不足が判明。残念ながら発売延期。ソファのオットマンは無事に完成。そして、お昼は地元のお好み焼き「府中焼き」で土井木工の皆さんも合流でkitokiの今後のビジョンの再確認が出来ました。

御神木

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先日の岐阜の付知では「二代目桧」の話。京都では北山杉の「母木」。そして今日は川越氷川神社で「御神木」。この御神木は2本並んだ互いに樹齢600年の木。縁結びの神様で知られる川越氷川神社らしい姿です。この木は昨年9月の台風で上半分10mが折れるという大きな損傷を負いました。この木の周辺はお社があったり住宅やマンションに囲まれ石碑も点在してい様々なものが密集している場所なのですが、木が倒れた先がこの木に向かう巾1m程の道の上にぴったり添うように倒れ奇跡的に回りに被害を残さなかったそうです。鎌倉の鶴岡八幡宮の大銀杏が倒れた時も同じように回りに迷惑をかけていません。御神木となるこの地を見守って来た高貴な木には確かな力があるんだと痛感しました。そして、幸いにも残った根元が元気で現在も10m程の高さで枝を伸ばしています。倒れた幹は土に戻り次の力を生み。残った幹は引き続きこの地の力となっている姿にスケールの大きな時間軸を感じました。

加藤久仁生展/八王子夢美術館

明日10日から八王子夢美術館で加藤久仁生展が始まります。十和田市現代美術館での展示の巡回展で「つみきのいえ」を何度も何度も見返してイメージして製作した展示台を八王子夢美術館の学芸員の浅沼さん達が十和田とは違う印象に並べ替えてくれました。展示什器には気が付かないくらいの仕掛けが施され、絵の展示のどこかに小泉ゼミ卒業生の佐藤大地が制作した「つみきのいえ」の主役のおじいさんのフィギアが配されています。新作の映像も十和田からもバージョンアップしたとのことで今もぎりぎりまで映像の調整中のようです。
■加藤久仁生展
会期:2012年2月10日-(金)3月25日(日)
休館日:月曜日
時間:10:00-19;00(入館は閉館30分前まで)
会場:八王子市夢美術館
一般500円
学生(小学生以上)250円
65歳以上250円
未就学児無料
毎週土曜日は小中学生無料
身体障害者手帳等をご提示の方無料
八王子市夢美術館では2009年に「つみきのいえ」で、米国アカデミー賞短編アニメーション賞を獲得した加藤久仁生の作品を紹介します。市内大学である多摩美術大学出身の加藤久仁生は在学中から自主制作で頭角を現し、その描写力と世界観は大きな注目を集めてきました。約1年間を費やした「つみきのいえ」では、静けさの漂う映像に心温まるストーリーが展開され、世界各地で大きな喝采を浴びました。
本展では、「つみきのいえ」が生まれたきっかけであるスケッチや絵コンテ、さらには同名のベストセラー絵本の原画を展示し、その制作の過程をたどりながら、作品の余白にあふれる魅力を体感します。加えて、「つみきのいえ」以降温めてきた構想も公開し、現在絵本雑誌「MOE」(白泉社)で連載中の「あとがき」のスケッチや原画を紹介するとともに、本展のために制作した新作短編アニメーション「情景」を披露します。さらに、展示ディスプレイはデザイナーの小泉誠氏が一部構成。会場グラフィックは山口信博氏。また、関連企画として「つみきのいえ」の音楽を担当した近藤研二氏が参加する栗コーダーカルテットも近隣のいちょうホールにて公演します。加藤久仁生の静かで温かな表現に触れる、またとない機会をお楽しみ下さい。(八王子夢美術館のHPより転用)

八王子+台場+台中+台北

昨日は同時に現場が動いたためスタッフ燦々バラバラと現場廻りとなりました。八王子では八王子夢美術館で10日から始まる加藤久仁生展の設営初日。この展覧会は昨年の十和田市現代美術館から始まった巡回展で十和田で使った展示什器を転用します。この後は刈谷、大阪、と繋がる予定です。昨日は加藤さん本人も設営に立ち会い慎重に絵の位置を決めていました。台場のビックサイトでは本日から始まるギフトショーの能作ブースの設営作業。今回は青い壁に風鈴を一同に並べたさわやかな展示。そして台中では5月オープンのPlantationの現場調査。現場からの連絡で急遽台北でも物件が増えたようでてんてこ舞いになっているようです….。

イマトコ

一昨年から開発を続けていた北山杉プロジェクトから「イマトコ」というブランドが立ち上がりました。京都の建築家南宗和さんのお声がけで始まり、北山絞り丸太の組合の皆さん、京都大学の林業女子、地元の島田さんがかかわり制作は地元の双葉家具。そしてカギロイの鹿野さん深堀さんが取りまとめとをしています。今回は独特な絞り丸太を活用したテーブル、ソファ、照明、TVボードが出来上がりました。週末の10日には南さんの事務所でお披露目会とお話会が行われます。問い合わせはカギロイまで。

徳島ワークショップ

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2日間のワークショップも無事に終了。初日の宮崎椅子では4月のミラノでの個展用のノックダウンチェアが無事に完成。宮崎椅子スタッフ達の工夫も加わり昨年11月にAXISで発表したものから随分と質が上がりました。会場構成案も無事に決まり会場グラフィックもエーランチから提案があり良い感じ。夜の定例会合ではkiki店長から、宮崎椅子の今年のスケジュールも吹っ飛ぶ衝撃発言。皆が望んでいた内容でもあり久しぶりに徳島チームが一枚岩になりそうです。この件は時期が来ましたらお知らせします。さて、2日目のkikiワークショップは箱根菜の花研修所の取手づくりと、現在開発中のガラス器の試作づくり。kiki自体の開発ではありませんがkikiだからこその素材と技術のおかげで魅力倍増になりそうです。

和歌山ー徳島

朝から池袋で打ち合わせ。4年間続けてきたプロジェクトの節目の会議となりました。これから和歌山に向かい紀州檜でできた園児の家具の最終検査。新学期の開園に間に合うようにこれからが正念場です。その後フェリーで徳島に渡り2日間のワークショップ。宮崎椅子では4月の展覧会の話。テーブル工房kikiでは何をするのやら、これからkiki店長から指令が届くと思います。
そんなこんなで深夜の12時頃に徳島港に無事到着。なんと港には夜中なのにkiki店長夫妻が登場!深夜のお好み焼き会合となりました。前々から行きたかったお店だったので感動。本当に美味しかった。